宗方毅彦が事務処理を行おうか迷っているのが、インボイス制度。
インボイスとは、国が指定する適格請求書ということです。
なんのことやらわかりませんが、納税のためのルールが変わります。
ざっくり言うと、消費税の納税を厳密に行う仕組みです。
今までは年商1000万円以下の小規模事業者では、消費税の納税は不要でした。
しかし小規模事業者や個人事業主からも、厳しく消費税をとるためのしくみが、インボイス制度です。
単純に納税が増えるので、特に個人事業種やフリーランス、副業でも大きく影響を受けることになります。
個人事業種では単純に、消費税分の10%の負担が増えることになります。
また「課税事業者」としての登録が必要になります。
この登録情報は公開され、個人事業種でも本名が公開されることになります。そのためペンネームなどで活動している人の個人情報にもかかわります。
インボイス制度は2023年10月から開始ですが、2023年の3月までに登録しておかないとスタート時期に間に合いません。
しかしこのように単純に事務手続きと税負担が増えるだけで、メリットがなにもない制度です。そのため野党はもちろん、一般の事業者からも批判されている歴史に残る悪制度と言えるでしょうね。
ただそれでもルールはルール。
できるかぎり手間なく、金銭の負担もないように対応していきましょう。